草原の真ん中、モンゴルの首都ウランバートル。高校生バトゥーシグさん(16)が3月、米マサチューセッツ工科大(MIT)から合格通知を受け取った。MITの奨学金を受け、9月から学び始める。
教育機関エデックスで昨春、MITの2年生向け講座「電子回路」を受けた。受講生15万人のうち満点は340人。当時15歳で満点を取った彼は、
教授を「天才」と驚かせた。周囲に勧められてMITを受験し、合格。「エデックスがなければ今の僕はなかった」と喜ぶ。カーペット工場のエンジニアだった
父も「夢みたいだ」と笑う。
父のスマホの仕組みを知りたくて分解し、「整然と並ぶ電子部品」に見とれたバトゥーシグさん。MITの名も知らなかった彼に講座を教えたのは、高校長(26)だ。友人の大学院生を米国から招き、理科好きの生徒を集め、講座を使った勉強会を始めた。
【金成隆一】
(朝日新聞デジタル 2013/06/03 03:50)
http://www.huffingtonpost.jp/2013/06/03/open-online-course_n_3376680.html
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