2013年2月20日水曜日

技術、育成で協力要請/国交省/モンゴル建設投資セミナー


 
国土交通省は19日、東京都千代田区のホテルグランドパレスで日・モンゴル建設投資セミナーを開いた=写真。モンゴル側は、ウランバートル市に整備する 新国際空港周辺の都市開発や、地方都市で進める大規模住宅プロジェクトといった事業を説明し、日本企業の持つ建設技術や人材育成のノウハウなどの協力を求 めた。

 セミナーの冒頭、国交省の佐々木基土地・建設産業局長が「昨年は両国の国交樹立40年で、年々協力関係も緊密になってきている。建設分野でも、昨年にイ ンフラ分野での協力に関する覚書を締結するなど、協力関係が着実に深まってきた。日本の建設業の技術や経験がモンゴルの発展に寄与すると信じており、今回 のセミナーが両国の建設業にとって意義のあるものになる」と、モンゴル側からの出席者を歓迎した。

 続いて、モンゴル建設・都市計画省のバイガルマー副大臣は「モンゴルは経済の転換期にあり、日本と戦略的な関係を構築する時期に来ている。今後はウラン バートル市で新たに整備する国際空港周辺の都市計画に沿って新たな住宅街を建設する計画があるほか、地方都市の開発や古くからの住宅地の再開発などを計画 している。また、建材の国内製造や、技術基準を国際基準にすることも目標にしておりその推進のために政府も全力で取り組んでいる。セミナーを機会にお互い を補完できる関係となるようにしたい」と、日本への協力を求めた。またフレルバートル駐日特命全権大使は「大型プロジェクトを推進するためには専門家が必 要で、建設分野はその中でも大きな役割を占める。セミナーでは日本の技術協力についても協議されるので、大変貴重だ。また日本の企業と建設分野で働く人材 を育成するのも大事になる。協力をお願いしたい」と、モンゴルの人材育成への支援も要請した。

 その後、バイガラマー副大臣が「モンゴル国建設・都市開発分野現状と今後の傾向」と題して説明。耐震性などを満たさない住宅を建て替えて集合住宅を建設 する計画を紹介したほか、新国際空港の建設に伴い、周辺に10万人が居住できる新都市を開発するマスタープランを報告した。さらに、2013年から16年 までの期間で進める大規模プロジェクトの中期計画として、ウランバートル市に7万5000戸、地方都市に2万5000戸の住宅を建設する計画があることを 示した。

 また、建材の製造プラントを建設し、国内の豊富な資源を活用できる体制を整備する計画も表明した。

http://www.kensetsunews.com/?p=7663

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