http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121002/k10015470301000.html
10月2日 23時30分
玄葉外務大臣は、日本を訪れているモンゴルのボルド外相と会談し、沖縄県の尖閣諸島を巡る問題について、中国とは大局的な観点を踏まえながら、冷静に対処していくという日本側の立場を説明し、ボルド外相は「日本側の立場を理解する」と応じました。
東京都内で行われた会談で、玄葉外務大臣は沖縄県の尖閣諸島について、「わが国固有の領土であるこ
とは、歴史的にも国際法上も疑いがなく、解決すべき領有権の問題は存在しない」と述べたうえで、「中国との間では、大局的な観点を踏まえながら、冷静に対
応していく」と日本側の立場を説明しました。
これに対して、ボルド外相は「日本側の立場を理解する」と応じたということです。
このあと、玄葉大臣は記者団に対し、「モンゴルは戦略的パートナーであり、これまでの良好な関係をさらに深化させるための会談になった」と述べました。
また、ボルド外相は防衛省で森本防衛大臣と会談し、この中で、森本大臣は「最近の中国は、海洋における活動が活発化している」と述べ、近年、活発化している中国の海洋進出に対する日本の懸念を説明し、理解を求めました。
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